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【不景気の中で投資するときの注意点】

坂本です。

本日は、

【不景気の中で投資するときの注意点】

というテーマで

お話ししたいと思います。

今は昨年に比べて、

経済が落ち込んでいます。

ボーナスがカットされた人も

多いと思います。

このような時、

お金を投資すべきかどうか

迷うかもしれません。

答えは「もちろん投資すべき」です。

景気後退時に、

価格は大きく変動する

可能性がありますが、

優良銘柄を割安で

購入する絶好の機会でもあります。

ですが、景気後退時に

投資するのは危険な場合もあります。

これから話すことのいずれかに

当てはまる場合には、

新たな資金で購入することは

避けた方がよいでしょう。

まず1つ目は、

生活防衛資金を十分に

確保していない場合です。

最優先すべきことは、

給与が通常通り支払われなかった

場合に備えて、

十分な生活資金を確保することです。

経済が好調な場合、

最低3か月分の生活費で十分です。

しかし、景気後退時には

最低でも6か月分程度の生活費を

確保しておく必要があります。

銀行にそれだけの現金がない場合には、

投資は控えた方がよいでしょう。

例えば、次の状況を想像してみてください。

100万円を仮想通貨投資に投入し、

悪いニュースによって、

1週間で30万円を失ったとします。

それと同時に失業してお金が必要になり、

現金が銀行になかった場合、

仮想通貨を現金化するしかありません。

そのため、30万円の損失を

受け入れざるを得ません。

ですから、景気後退時には、

生活防衛資金の確保を最優先に

考える必要があります。

次に、長期投資するつもりがない場合です。

投資は原則、少なくとも

数年間は使う予定のない資金で

投資する必要があります。

つまり、余剰資金で

行うものだということです。

そうすれば、価格が下落しても、

回復するための十分な時間があります。

もし1〜2年後にマイホームの

頭金として現金を使用する予定のときは、

そのお金を投資に回さないようにしましょう。

投資した銘柄に損失が発生していた場合、

その損失を確定させなければなりません。

一度、証券口座に預けたのであれば、

利益として受け取るまでは

現金化しない方が良いでしょう。

生活防衛資金があり、

余剰資金もあり、

長期でも良いのであれば

すぐにでも投資を始めるべきです。

そうでない場合には、

景気が戻ってから

投資をする方が無難でしょう。